Words Worth

静岡県東部周辺のお店の魅力を言葉で伝えるインタビューWebマガジン「ワーズワース」

“Words Worth” 立ち上げのきっかけ、それは「もったいない」から始まった。

2015年5月1日公開予定の富士・富士宮のお店・企業の魅力を、経営者やスタッフのストレートな言葉で伝えるwebマガジン「Words Worth~ワーズワース~」。公開を前に「Words Worth」の魅力を代表の小泉さんにお話を伺いました。

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早速ですが、「Words Worth」を創ることになったきっかけを教えてください。

ぼくは現在、集客のためのサポートを行い、特に地元の店舗経営者さんにお世話になっています。そこで出会う店舗経営者さんは、みんな、お客様の喜びや地域の発展について常に真摯で真剣です。「お客様のためにこうしたい!地元のためにこうしたい!」という熱い想いがあり、その目標を遂げるため、仕事に励み、必要であれば広告を創っていただいております。
そんな折、私の同級生が、脳卒中で倒れ入院したという一報が入りました。まだ33歳ですよ。。。
幸い、大事には至らず2週間ほどで退院し、今も元気です。しかし、彼は、倒れる日の前日の夜寝る前まで、なんともなかったというんですね。この話を聴いたとき、一気に自分事になりました。「もし、明日自分が倒れたり、死んでしまったらどうなるんだろうか。」この問題に対して、頭に浮かんだのが「もったいない」という言葉でした。何が、もったいないかというと、今まで、お話していただいた経営者さん達の熱い言葉が、自分の脳みその中にしか無かったんですよね。もし万が一、このまま明日死んだら、「もったいないよな…」と。その経営者から聴いた熱い言葉を、自分の記憶だけでなく記録したかったんです。
それが「Words Worth」をはじめようとしたきっかけですね。

なるほどー。たとえば小泉さんの中で、一番無くしたら「もったいない」と思う経営者さんの言葉ってどんなものでしょうか?

一番は、経営者さんがいかにしてお客様に喜んでもらうか、をお話しているときですね。「お客さんにこんなことしたらとっても喜んでくれたんだ!」というお話をしているときの経営者さんの顔はほんとにキラキラ輝いています。そんな心から出た言葉を、新鮮なそのままの形で、いろんな人に伝えたいと思います。
そのためにも、「Words Worth」は対談・インタビュー形式で表現することが一番重要だと思っています。加工修正のない本心から出た言葉は、ダイレクトに同じ気持ちを持つ人達に強い共感を生みます。共感が生まれると、その経営者さんやスタッフさんに会って話してみたくなるんですよね。そこでようやくお店とお客様とのご縁がスタートするとおもうんです。
理想は、Words Worthを閲覧した読者の方が「お店との会話を疑似体験できる場所」として、お店とお客さんの出会いの架け橋になれれば、とても嬉しいですね。

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「会話の疑似体験」っておもしろいですね!
読者が聞きたいことを小泉さんが発信するのが「Words Worth」なんでしょうね。

店舗の経営者さんの言葉には、単なる買い物以上の、人を変える力があると信じています。実は、多くの知識や考え方を教えて頂いたり、経営者さんのお客様に対する想いや気持ちに共感したりして、ぼく自身が成長し変わったと思っています。
坂本龍馬とか豊臣秀吉とか、歴史上の人物の名言で人生や考え方が変わったという話はよくありますが、これはどこかの誰かがその言葉を記録として残していたから、現代のぼくらも見ることができるんですよね。素晴らしい言葉にはとても意義がありますが、言葉を「残す」ということも同じくらい重要であると思っています。地元の店舗経営者さんの言葉も全く同じで、対面している人に届けるだけで終わってしまわず、いまからお客様になるであろう人にまで届けることがとっても重要です。なんかもはや伝記ですよね・・(笑)
たとえば、どんなに素晴らしい歌手でも、ステージだけでしか歌ってくれなかったら、そこにいる観客しか聴くことができないし、その場でしか聴くことができません。それをCDとしてレコーディングするから、はじめてその歌が多くの人に届きます。
そうそう、ぼくのやりたいことは、店舗経営者さんの言葉をレコーディングすることなんですよね。胸が熱くなった、勇気が出た、元気になった、心がラクになった、ワクワクした、心を打たれて涙した、一緒に働きたくなった、…など、読者の胸にこんな気持ちを残せたら最高ですね!
特に「一緒に働きたくなった」という部分に関しては、伝えていきたい大事な所ですね。 これから未来を担う子ども達にもWords Worthは読んでいただきたいです。地元に、こんな想いで仕事をしている人がいるということを知ってもらい、「この人のところで将来仕事をしたい!!」という若者がワンサカ出てきたら、最高に嬉しいですね!地元のために仕事をしている店舗経営者さんは多いので、その志を子ども達に知ってもらう事は重要だと思っています。

どんな経営者の言葉が掲載されるかとても楽しみになってきました!はやく読みたいです!
最後に2015年5月1日のサイトオープンに向けて意気込みをお願いします!

今までは、お客さんの立場ではなかなか見る事・聴く事が出来なかった「店舗経営者の熱い想い・その仕事に懸ける情熱」を、読者の皆様に余すことなく伝えていければと思います。「こんな想いでやっているお店なら、一度行ってみたい!」という共感が生まれ、素晴らしいご縁をひとつでも多く創ることができれば、ぼくは何よりうれしいです。
お店とお客さんのコミュニケーションの場として、Words Worthがお役に立てれば幸いです。
5月1日を楽しみにしていてください!


(取材場所:BinO富士展示場(株式会社考建)/静岡県富士市伝法690-21)

小泉 享士(こいずみ きょうじ)
Words Worth 代表。1981年生まれ。神奈川県生まれ。富士宮市在住。
地元の店舗経営者の言葉を伝えるwebマガジン「Words Worth」を立ち上げる。
その他リピーター戦略セミナーなど、富士・富士宮の地元店舗経営者向けのローカル系集客マーケティングを行っている。